人気ブログランキング | 話題のタグを見る

建築と芸術は似ている?   

私は建築家でもあるのですが、母が芸術家だった影響もあり、幼い頃から芸術を身近な存在として接してきました。


建築を勉強していた時、芸術にも通ずるところがあり、とても興味深かったです。


建築物なのに、芸術的なたたずまいの建物を見ると、その美しさに感嘆することもあります。


世界的な建築家の建てる建築は、建築の域を超え、もはや芸術的と言える建物も多くあります。



今の日本では『建物』と言うと、災害国であるがゆえ、構造的に安全であることが優先して求められます。

一方で海外では、美しい、絢爛豪華な建物も見られ、構造的や材料的にも、日本では考えられない造りの建物もあります。



私の高校時代の同級生の友人も、建築家です。

友人は大学卒業後、ハーバード大学でも建築を学んだ、優秀な建築家です。



友人に「君はなぜ、建築家になったのか?」と尋ねたことがあります。


すると友人から意外な答えが返ってきました。


「絵を描きたかったから」



建築の世界には、『建築パース』といって、建築や間取りのスケッチを描くこともあるのです。


建築士さんの中には、建築パース(絵)が上手な方がいます。


建物を設計するためには、空間的な想像力が必要です。

設計の段階で、絵に描いてみて、どんな建物なのかということを、クライアントに見せるために、建築パースがあります。





『美への拘り』『色づかい』『黄金比率など寸法』『遠近法・シンメトリーなどの技法』

建築と芸術には、似通ったところもあるんですね。


建築を勉強してきたおかげで、芸術を創造する際に、幅が持てることとなりました。


日本にも、世界にも、素晴らしい建築がくさんあります。

良かったら皆さんも、建築の世界に触れてみて下さい。


# by red-fuerte | 2021-05-18 12:26 | 芸術と建築

美しいポージングとは?⑯   

絵画を描く時、体の美しい曲線美を描きたいと思うものです。

過去の多くの画家たちが、ヌードを描いています。

くびれの部分や、肌のハリ、陰影など、どうやって表現しようかと…

美しいポージングとは?⑯_b0398460_10290249.jpg

別に写実的に描く必要はありません。


見たままをしっかりと描くのは、中学生や高校生の美術部の段階です。


アート(芸術性)を高めるには、たいていはうまくデフォルメして描かれています。



コロナウィルスの感染拡大で、家にいることが多くなったと思いますが、この際、絵を描いてみるのはいかがでしょうか。

潜んでいたあなたの芸術の才能が、開花するかもしれませんよ。


# by red-fuerte | 2021-03-31 10:36 | ポージング

コロナで芸術どころではない?   

コロナウィルスの感染の終息は、いつ頃なんでしょうね?

ワクチン接種が始まりましたが、接種したからといって、マスクなしで感染の心配なし、というわけにはいきません。


世間では雇用などが悪化し、失業率も悪化し、倒産も増えています。

お金を持っている層と、お金を持っていない層が、はっきりと分かれることになりそうです。


先日、買い物の帰り道、スマホで話ながら歩いている女性とすれ違いました。

その女性が大声で言いました。

「もう、携帯代もきついねん。」



携帯(スマホ)の料金の支払いも、限界に近づきそうだと、その女性が嘆いていました。



多くの人々がこうなってしまうと、人々は芸術を鑑賞するような余裕もなくなってきます。


心に余裕がなくなり、芸術どころではないこと、よくわかります。


このような状況に寂しくも思い、でも仕方ないなと思っています。



いつか多くの人々に余裕が出てくることを祈り、われわれアーティストはその時を気長に待っています。



しかしコロナウィルスには、後遺症があるとか。

どうぞみなさんが健康で乗り切れることをお祈りしています。


# by red-fuerte | 2021-02-16 11:39 | 街の芸術

芸術家は性格が悪い⁈   

ある芸術活動をしている人のお話です。


芸術だけでは、なかなか食べていくことができないです。

副業と言いますか、芸術以外に他にも職業を持っている人は多くいます。


そのSさんも、芸術活動以外に、仕事を持っていました。


ところが、S氏は神経質な性格であり、時間にルーズ、癇癪持ちな欠点があります。

※ 普段は、温厚なんです。


副業の仕事がうまくいかなくなり、追い詰められると、周囲(特に奥さん)に当たるのです。


奥さんに罪はありません。

S氏が自分で失敗したことなので、自分のせいです。

しかし、奥さんに、八つ当たりするのです。

まるで、子供ですね105.png


先日も、S氏は副業の仕事で、出張することになり、早朝、荷物をまとめていました。

すると、
「荷物が多くて鞄に入らない」
「鞄の底に、金具が付いていて、その金具のせいでテーブルに傷が付いた」
と言って、S氏は怒り出しました。


テーブルの上に鞄を置いて、詰めていたら、テーブルの表面にわずかに傷が付いたのです。

そのテーブルは、6万円ほどの普通の家具で、高級家具ではありません。


S氏は、この鞄を用意した奥さんを責めました。
S氏は小旅行用の鞄を持っていないので、奥さんは自分の鞄を使ってもらおうと、奥さんが用意したものでした。

散々、悪態をついたS氏は、出かける時、奥さんに、
「ティッシュに薄く油をつけ、傷の部分を優しくこすって、傷を修正しておくように」
「その後は、よく絞った濡れたふきんで、優しく拭き取る」
など偉そうに指図し、出ていきました。


鞄も、着替えも、その他備品も、前もって奥さんが用意しました。

よく気が付き、テキパキした奥さんがいることで、のろまなS氏は随分助けられているのです。


芸術活動をする旦那さんにのため、快く協力し応援してくれている奥さんです。

S 氏のこの物言い・態度は許されるものではありません。



『芸術家だから我儘でも許される』


そんなことはありません。



作品には、その人の心の中が出てきます。

このS氏の作品にも、傲慢の中の不安定さが、表れています。


人間としての未熟は、作品も未熟なのです。




# by red-fuerte | 2021-01-23 07:46 | 芸術家のタイプ

母校が2連覇達成!花園高校ラグビー   

毎年、年末から年始は、頭の中が、高校ラグビーで一色になってしまうんです。

昨年の第99回大会は、母校である神奈川県代表の桐蔭学園が優勝しました。

嬉しかったぁ。

さて今年は、2連覇がかかっているということで、緊張しましたね。



今年は、記念大会の100回大会です。

しかし、コロナウィルスの感染の心配もありますので、無観客試合でした。

東大阪市の花園ラグビー場には行けないので、ライブ配信で応援してました。


ラグビーというスポーツは、熱いですね。


多くの高校生ラガーマンの、必死のプレーが、胸を熱くしてくれました。


一生に一度の、花園の舞台です。



我が母校の桐蔭学園は、1年生の選手が活躍し、躍進しました。


近頃の高校生のラグビーは、レベルが上がり、大学ラグビーみたいな高度な状況になってきました。


コロナウィルスで練習も満足にできなかったと思いますが、どこの高校生も、立派にプレーしていました。



母校の桐蔭学園は、決勝で京都成章に勝ち、優勝しました。

京都成章のピラニアタックルに苦しめられた時もありました。

しかし後半は、桐蔭学園のスピード、パスなどで、点を稼ぎ、桐蔭学園が有利に試合を運びました。




コロナウィルスの感染拡大で、開催できるかなと気を揉んだこともありましたが、無事に終わり、良かったです。



みなさん、お疲れ様でした。


# by red-fuerte | 2021-01-13 11:07 | 画家の活動記録